実は少し前になるのですが、私はリカレント学生(社会人学生)として某建築専門学校で建築設計を学びました。          
ヤングマンの学生と一緒に中間、期末テスト、デザイン発表、ずーっと昔に習った力学(ほとんど覚えていないです)       
マダムになってから学ぶのは大変です!
建築専門学校での話はまた次回ブログに書きます。

そんな訳で建築がとても好きなのです。
家の模様替えやリフォーム大好きです!

聴竹居は実験住宅!

1928年(昭和3年) 建築家 藤井厚二によって京都の大山崎に5回目の住宅として建てられました。    
彼はすごくリッチな家に生まれ、幼いころから良い物をみて育ったそうです。
書、名画、茶器などの一級品といわれる作品が常に身近にある生活。
うらやましいかぎりです。
だから彼がデザインするものはとても優雅で美しいし遊び心がある。
本当に素晴らしいです。
聴竹居は1年を通じて快適に暮らせるよう細部まで計算され設計されています。
今回はその中でもお気に入りをご紹介したいとおもいます。

サンルーム

サンルームから庭が見渡せる。窓の角部分の窓わくが木で細く造られていて景色を遮らない工夫がされています。細かい配慮がすごいです。

子供部屋

子供の勉強部屋。机、引き出し、椅子までトータルに設計されていてとても機能的。落ち着いた雰囲気が素敵です。

冷蔵庫

写真右側の扉があるのが冷蔵庫です。まだこの当時一般家庭では使われていなかったそうです。(1950年代後半に一般家庭に普及)この冷蔵庫のお値段はおいくらなんでしょうか?きっと驚きの値段ですよね。

キッチン

キッチンの流し台です。左横の木の部分取り外し可能なんです。取り外すとなんと、下の部分はごみ箱になっているんです。ナイスアイデア!

リビングチェアー

この椅子がまた素晴らしいです。着物用にデザインしたそうです。帯が崩れないようになっているのです。建物だけ設計するのではなく建具、家具すべてトータルにデザインされていて本当に素晴らしいです。

聴竹居は国の重要文化財に指定されるそうです。
天皇皇后両陛下もご覧になられたそうです。
まだまだ素敵なものがたくさんあります。

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著者

ポンちゃん

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